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教育の秘訣はコーチングとティーチングの使い分けにあり!

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教育方法には「ティーチング」と「コーチング」の2種類あることをご存じでしょうか?
泰成ゼミナールでは、お子様の学力アップ・やる気アップのためにこの2種類の方法を駆使し、日々指導にあたっています。
今回はそんな当塾のこだわりポイントである「ティーチング」と「コーチング」についてご紹介します!

 

ティーチング・コーチングとは?

ティーチング(teach):相手に答えややり方を教えて、知識・スキルを身につけさせること

コーチング(coach):相手に考えを聞いたりヒントを与えて思考させ、自分で答えまで導かせること

 

現在の教育現場では、ティーチングで教え込むことが多いように思います。
極端に言えば、生徒が「この問題がわかりません」と言えば最初から最後まで先生が解説し、全てを教え込んでしまうということです。
しかし、教え込むだけでは『表面上の理解』しかできていないと当塾では考えています。
その時は問題が解けたとしてもまた同じような問題に直面すると、前回解いた問題とうまく紐づけられず分からなくなるというケースも多いです。
それでは『真の理解』になっているとは言えないでしょう。
そこで、ティーチングとコーチングを使い分けることが重要になります。

 

コーチングのポイント

コーチングは、ある程度生徒に基本的な知識が身についている状況で、次のステップとなる問題や応用問題を指導する時に有効的です。
生徒から問題が分からないと質問に来た時、すぐには答えを教えません。

Point1 生徒の考えをヒアリングする
まずは、どこでつまっているのか、解くためにはどんな情報が必要と思うかなど、講師側から生徒にヒアリングします。
ここで重要なことは「生徒自身の言葉で考えを言ってもらうこと」と「声かけの仕方」です。
生徒自身の考えを自分の言葉で言ってもらうことで、自分は何が理解できてないのかを改めて認識できたり、より思考力を鍛えることができます。
また、分からないことや間違うことに不安をもつ子もいるので、声のかけ方は「間違っても全然いいから言ってみよう!」「自力でそこまで理解できててすごい!」など、前向きな声かけが大切です。

 

Point2 答えではなくヒントを与える
当塾では、今 目の前の問題がすぐに解けることよりも、次に同じような問題がでた時に自力で答えを導けるようになることを重要視しています。
そうなるためには生徒自身が思考力をはたらかせ、何度も試行錯誤しながら分からない問題にくらいつくという経験が必要です。
すぐに答えややり方を教えず、「似たような問題が出た時どんな解き方をしていたかな?」「問題文のどの部分を見て答えたかな?その部分だと問題の問われ方に適してないからもう一度考えてみよう!」など、答えやプロセスをそのまま教えるのではなく自分で答えを導くための方法を指導します。

 

ティーチングのポイント

これまでコーチングについて詳しく説明しましたが、もちろんティーチングの方が適している場面もあります。
例えば予習をする時などは、まだその単元について基礎的な知識も身についていない状態なので、ある程度受け身の授業をしたり最初から最後まで教え込む必要があります。
また、コーチングは時間がかかるので受験前やテスト前など、限られた時間の中で出来るだけ多くの問題を解けるようにならないといけない場面では、ティーチングの方が効果的です。

 

Point  同じ問題を繰り返し解く
ただ、最初から最後まで教え込んだとしても一回だけでは身についていないことが多いです。
そのため、もう一度最初から自分で解いてもらいインプットとアウトプットを繰り返すように意識しています。
さらに1週間後・1ヶ月後にもまた同じ問題を出し、解き方を覚えているのか確認することで、より定着率を上げるようにしています。
教え込むやり方で解き方を身につけてもらうには『繰り返し』が重要です。

 

 

このように泰成ゼミナールでは、「ティーチング」と「コーチング」を使い分けることで、お子様の学力アップ・やる気アップに繋げております!
「ティーチング」と「コーチング」について徹底解説している著書も出版しておりますので、気になった方はぜひお買い求めください(^^)/
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