泰成ゼミナール > コラム > 効率よく勉強するためのコツ9選|注意点も具体的に解説

効率よく勉強するためのコツ9選|注意点も具体的に解説

カテゴリ
  • 「効率よく勉強するためのコツが知りたい」
  • 「そもそも勉強にコツってあるのかな」
  • 「効率よく勉強するための注意点が知りたい」

などとお考えではありませんか?

本記事では、効率よく勉強するためのコツと併せて、効率のよい勉強方法7選を解説します。

最後まで読むと、効率よく勉強するためのコツが具体的にわかります。

三田村 泰希記事監修者

泰成ゼミナール 塾長
三田村 泰希

徳島大学を在学中、塾講師・家庭教師で教育業界について学ぶ。大学卒業後、日亜化学工業入社。同社を退社後、教育業界に戻り他塾で修業をする。2013年、徳島駅前に「泰成ゼミナール」を開設。【資格】心理カウンセラー、コーチング

 

 

効率よく勉強するためのコツ9選

効率よく勉強するためのコツ9選

効率よく勉強するためのコツは以下のとおりです。

  • 睡眠をしっかりととる
  • 脳によいおやつを食べる
  • ストレッチをする
  • 自分に合った計画を立てる
  • 長時間勉強を続けない
  • 1冊の参考書をマスターする
  • 教科書を完璧に覚える
  • 復習を優先させる
  • 声に出して暗記する

順番に解説します。

睡眠をしっかりととる

十分な睡眠を取ることは、学習効率を高めるために重要です。

目覚めた後の勉強は集中力が増し、より効果的になります。

もし眠気を感じたら、無理をせず短時間の睡眠を取ることをお勧めします。

15分程度の昼寝は、頭をリフレッシュし、学習効率を向上させられます。

脳によいおやつを食べる

集中力や思考力を持続させるためには、休憩中に脳を刺激するスナックを摂るのが良いです。

チョコレートや果物など、糖分を含む食品は脳のエネルギー源となり、集中力の維持や記憶力の向上に役立つとされています。

ストレッチをする

休憩中にストレッチを取り入れることはおすすめです。

ストレッチを行うことで血流が改善され、思考力や記憶力の向上につながり、さらに気分転換にもなります。

首を回したり、背伸びをしたり、肩を上げ下げしたり、腰を左右にひねったりするなど、簡単な動作でも大きな効果が期待できます。

自分に合った計画を立てる

効果的な学習のためには、自分に最適な勉強法を見つけることが重要です。

他人のアドバイスを参考にしつつ、自分だけの学習スタイルを確立しましょう。

長時間勉強を続けない

長時間にわたる集中は困難であるため、適切なタイミングで休憩を取り、勉強のし過ぎを避けることが大切です。

集中力が切れたり、やる気が湧かない時は、無理に勉強を続けるのではなく、適度にリフレッシュすることが重要です。

1冊の参考書をマスターする

1つの参考書を徹底的に理解し、複数の参考書を用意する必要はありません。

代わりに、何度も同じ参考書を繰り返し読んでください。

また、問題集についても、最初の1冊を完璧に解けるようになったら、次の問題集に進むことが良いです。

多くの問題をただ解くだけでなく、誤った問題を何度も練習し、問題の傾向と正しい解答方法を徹底的に習得することが重要です。

教科書を完璧に覚える

基本的に、教科書の中身を徹底的に理解し覚えることが鍵です。

数学や英語の場合、問題集を解くことが主要な活動ですが、他の教科については、教科書の内容を完璧にマスターすることを目指しましょう。

教科書の内容を十分に理解し記憶していれば、ほとんどの問題に対応できるでしょう。

復習を優先させる

学習内容を確実に習得するためには、復習を優先事項としましょう。

学んだ内容は、その日のうちに復習することが大切です。

なぜなら、学習した情報は時間の経過とともに忘れ去られてしまう可能性があるからです。

授業や勉強で理解したつもりでも、実際にその知識が身についているか確認し、疑問点を特定するためにも、復習は不可欠です。

声に出して暗記する

特に暗記が必要な教科などでは、黙読だけでは覚えるのが難しいことがあります。

覚えられないと感じるときには、声に出して読んでみることをおすすめします。

声に出して読むと、記憶がより簡単に定着しやすい場合が多いです。

関連記事:【保存版】効率良く暗記するための方法9選|NGな暗記方法3選も紹介

効率のよい勉強方法7選

効率のよい勉強方法7選

効率のよい勉強方法は以下のとおりです。

  • 時間帯別勉強法
  • 音読勉強法
  • 文章録音勉強法
  • 教科書7回読み勉強法
  • 逆算して勉強計画を立てる
  • チームメイキング勉強法
  • ストップウォッチ勉強法

順番に解説します。

時間帯別勉強法

脳科学に基づいた勉強法の一つは、学習を最適な時間帯に合わせることです。

起床から3時間は脳の集中力が高まり、記憶力、想像力、発想力が活発になると言われています。この時間帯に勉強をすると、効果的に学習できます。

また、英単語などの暗記作業は、夜寝る前の時間帯が最適です。

なぜなら、睡眠中に脳が情報を整理し、記憶を定着させる働きがあるため、夜に覚えた情報はより効果的に記憶に残りやすくなります。

一部の人は睡眠を削って勉強に時間を割くことを考えるかもしれませんが、しっかりと質の高い睡眠を取ることは勉強の効率向上に欠かせません。

逆に、睡眠不足は知識の定着を妨げる可能性があるため、バランスを取りながら学習することが重要です。

音読勉強法

たとえ普段は意欲的な人でも、時には疲れやモチベーションの低下に悩むことがあります。

そんな日に試してみる価値のある勉強法が、「音読勉強法」です。

「今日は勉強する気力が湧かないな…」と感じるときでも、学習内容を声に出して読んでみましょう。

声を出すことで脳が活性化され、モチベーションが徐々に高まり、「そうだ、勉強しよう!」という気持ちが芽生えることがあります。

この方法は、気分が乗らない日でも効率的に学習を始める手助けになる可能性があります。

何かを始める第一歩として音読を試してみてください。

文章録音勉強法

音読勉強法をさらに効率的に進化させたのが、「文章録音勉強法」です。

これは、音読勉強法を発展させた学習方法で、以下の手順に従います。

1. やる気の低い日でもスタートしやすく、テキストの1ページを音読して録音する(約5分ほどでOK)。
2. その録音ファイルを、通勤や通学の移動時間など、隙間時間にヘッドフォンなどを使って聞きます。
3. もし理解力が向上してきたら、自分の言葉で内容を解説して録音するのもおすすめです。

この方法では、自分専用のオーディオテキストを作成することになります。

声に出すことでアウトプットが行われ、より深い理解につながる可能性があります。

やる気が低い日でも効率的な学習を実現する手法と言えるでしょう。

教科書7回読み勉強法

山口真由さんの勉強法は、東京大学法学部首席卒業者として知られ、現在は弁護士として活動している方の学習方法です。

この勉強法の基本は、「教科書を7回読む」というアプローチです。

1回目から3回目までの読書は、教科書の内容を理解し、出題範囲を把握するための作業です。

そして、4回目から7回目までの読書では、教科書の中で具体的にどの部分にどの内容が書かれているのかを確認することが重要です。

興味深いことに、理解度は3回目まではあまり大きく変化しないとされていますが、4回目から急に理解度が向上し、7回目に達すると細部まで内容を理解できるとされています。

この勉強法は、主に社会科目、英語、理科など、暗記が必要な教科に適しているとされています。山口真由さんの成功例から学べる、効果的な学習戦略です。

逆算して勉強計画を立てる

資格試験や受験日に向けて長期の勉強計画を立てることは非常に重要です。

まず、長期計画を策定したら、それを元に1ヶ月、1週間、そして1日ごとの勉強計画を具体的に落とし込んでいきましょう。

この過程で重要なのは、何が最低限必要な勉強かを確認することです。

無理に多くの内容を詰め込もうとすると、疲れや失敗につながる可能性が高まりますので、適切なバランスを保つことが大切です。

また、勉強を進めながら計画にズレが生じた場合でも、柔軟に調整することが重要です。

全体の計画が頭にあると、何を優先すべきかが明確になり、スムーズに勉強を進めることができるでしょう。

計画を実践し、目標に向かって効果的に進歩するために、このアプローチは非常に役立ちます。

チームメイキング勉強法

勉強に集中するために、適切な環境を整えることは非常に重要です。

その中で特におすすめなのが、「チームメイキング勉強法」、つまり勉強仲間を作る方法です。

仲間と一緒に勉強することは、大きなメリットがあります。

特に、資格試験や受験勉強を共に頑張っている仲間がいる場合、一緒に同じ空間で勉強することでモチベーションが高まります。

この仲間との協力と競争心は、効率的な学習を促進し、勉強意欲を維持するのに役立ちます。

つまり、勉強仲間を持つことは、環境を整える上で非常に有益な方法であり、一緒に頑張る仲間がモチベーションの源となることがあります。

ストップウォッチ勉強法

東京大学薬学部を卒業し、タレント活動や大学で教鞭をとる木村美希さんが実際に受験勉強に活用していた勉強法についてご紹介します。

木村さんは、勉強をする際に自宅や学校、リビングでくつろぐ時間、ベッドで寝るときにも欠かさず持っていたのが「ストップウォッチ」でした。

このストップウォッチは、時間を管理し、計画的な勉強を実現するための重要なツールでした。

言い換えれば、彼女は効率的な勉強をするために時間の使い方を徹底的に意識し、ストップウォッチを活用して効果的な学習セッションを実現していました。

このような計画性と時間管理の重要性は、勉強において非常に有益なアプローチです。

勉強を効率よく行うための注意点

勉強を効率よく行うための注意点

勉強を効率よく行うための注意点は以下のとおりです。

  • 継続できる工夫をする
  • 溶けない問題は解答をみる
  • 作業だけで満足しない
  • 一度で全部覚えようとしない

順番に解説します。

継続できる工夫をする

勉強において、毎日少しずつコツコツと続けることが効果的です。

急ぎの一晩勉強ではなく、日常的な習慣として勉強することが大切です。そのためには以下のような工夫が役立ちます。

1. 毎日簡単な目標を設定しましょう。自分がクリアできる範囲の目標を設けて、それを達成することを日課として続けることが重要です。

2. スキマ時間を活用しましょう。ちょっとした空き時間でも勉強できるように、スマートフォンに勉強アプリをインストールしたり、ポケットサイズの教材を持ち歩いたりすることで、学習の機会を増やせます。

このような習慣を身につけることで、持続的な学習が可能となり、長期的な成果を得られます。

溶けない問題は解答をみる

解けない難しい問題に長時間を費やしてしまうことは、時間の無駄です。

一度ある程度考えた後、解答が分からない場合は、解答を確認しましょう。

解答を見ることで、その問題の解法やアプローチを学べます。

自分の力だけで解けなくても、解答法を理解することはあなたの実力を向上させる重要なステップです。

つまり、難しい問題に立ち向かうときは、学習と成長の機会として解答法から学ぶ姿勢を持つことが大切です。

作業だけで満足しない

「ノートまとめ」「教科書の線引き」「単語帳作成」などの作業は、一部の学習活動において重要ですが、これだけに満足してしまうことは注意が必要です。

これらの作業を行うことで、学習内容を整理し理解できる場合もありますが、作業自体が目的になってしまうと、学習の効果が低下する可能性があります。

時間をかけて作業を行っても、学習内容が頭に十分に入り込まないことがあります。さらに、アウトプットが足りないため、知識の実践力が養われず、定着も難しいでしょう。

作業に集中するだけでなく、問題演習や実践的な活用を通じて、知識を確実に身につけることが重要です。

手を動かすだけでなく、頭を使って問題解決や応用力を養うことが、効果的な学習の鍵です。

一度で全部覚えようとしない

一度に全ての情報を覚えようとするのは非効率で、記憶の定着には反復が不可欠です。

単語帳や教科書の内容を一度で完璧に覚えようとすることは難しいことです。

代わりに、暗記すべき内容を繰り返し見直して覚えましょう。

数学の解法なども同じ問題を何度も解くことで、定着できます。反復学習は情報を長期的に記憶に定着させるために非常に効果的です。

一度の努力ではなく、継続的な復習と繰り返し学習が大切です。

まとめ【効率よく勉強するためのコツを学びましょう】

今回は、効率よく勉強するためのコツと併せて、効率のよい勉強方法7選を解説しました。

効率よく勉強するためのコツは以下のとおりです。

  • 睡眠をしっかりととる
  • 脳によいおやつを食べる
  • ストレッチをする
  • 自分に合った計画を立てる
  • 長時間勉強を続けない
  • 1冊の参考書をマスターする
  • 教科書を完璧に覚える
  • 復習を優先させる
  • 声に出して暗記する

1つずつためして、自分に合った方法を見つけましょう。

  • 「子どもが学校の授業についていけていない……」
  • 「どうやったら子どもの成績が上がるのかな?」

こんな悩みはありませんか?

こういった悩みをお持ちの方は、弊社、泰成ゼミナールにお任せください!

弊社では、弱点分析をして穴を埋めつつ、出来るようになってから先に進むため、個別対応による丁寧な指導を行っています。

お問い合わせは無料なので、気軽にご連絡ください。

お問い合わせはこちら(緑)

もっと学力を伸ばしたい方、徳島市の学習塾『泰成ゼミナール』へ!
泰成ゼミナール
taisei-seminar.com


〒770-0841 徳島県徳島市八百屋町3-15 サンコーポ徳島ビル2F
TEL:088-677-9266