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塾の種類は?それぞれに向いている人の特徴も解説

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「塾ってどんな種類があるんだろう」

「子どもが向いている塾を知りたい」

こんな疑問はありませんか?

本記事では、塾の種類と併せて、塾の種類別で合う人の特徴を解説します。

最後まで読むと、塾の種類が把握でき、子どもに合った塾を選ぶことができます。

 

三田村 泰希記事監修者

泰成ゼミナール 塾長
三田村 泰希

徳島大学を在学中、塾講師・家庭教師で教育業界について学ぶ。大学卒業後、日亜化学工業入社。同社を退社後、教育業界に戻り他塾で修業をする。2013年、徳島駅前に「泰成ゼミナール」を開設。【資格】心理カウンセラー、コーチング

塾の定義

塾の定義

塾とは、一般的に「学習塾」のことをいいます。

広辞苑では、「勉学を教授する施設の学舎」と定義されています。

学校とは明確な違いがあります。

学校は国が定めた学習指導要領と呼ばれるカリキュラムに基づいて、すでに授業内容はある程度決まっています。

塾は民間企業が運営しているため、カリキュラムは決まっていません。

塾ごとに経営理念や目的、授業内容が異なります。

通いたい目的によってたくさんある塾の中から自分に合う塾をみつけることが大切です。

塾の種類

塾の種類

塾の種類は主に以下の4つです。

  • 補習塾
  • 進学塾
  • 総合学習塾
  • 専門塾

補習塾

補習塾は、学校の教育カリキュラムに沿った指導を行う塾です。

多くはコミュニティに根ざした形で運営されており、各生徒の個別のニーズに対応したサポートが強みとなっています。

学校の授業に追随したい生徒や、定期試験のスコアアップを目指す生徒にとっては理想的な場所です。

また、何らかの理由で学習のペースが遅れている生徒や、一時的に学校への出席が難しい生徒にも適しています。

しかし、補習塾は学校の内容の補完と復習が中心であり、受験対策や先行学習を主目的とする生徒には、他の選択肢を検討することが推奨されます。

補習塾に向いている人の特徴
  • 学校の教科内容についていけない生徒
  • 定期試験のスコアを向上させて成績を良くしたい生徒
  • 特定の科目の基礎を強化したい生徒
  • 効果的な学習法を習得し、定着させたい生徒
  • 塾の経験が初めての生徒
  • 子供に学習のルーティーンを築かせたいと願う家庭
  • 子供の学習方法や習慣に関して、専門家のアドバイスを求める家庭

進学塾

進学塾は中学、高校、大学の入試成功を目指す生徒をサポートする教育機関です。

通常の学校教育よりもテンポよく進む指導が特徴で、新学期の内容を4月前に先取りして学ぶことも一般的です。

そのため、途中からの参加の際は、取りこぼしのないよう注意が求められます。

生徒の学力や目指す学校に合わせてクラスが分けられ、定期的なテストによりクラスの移動も考えられます。


進学塾の利点としては、入試対策の特化したカリキュラム、詳しい進路情報の提供、同じ志向を持った生徒同士の刺激が挙げられます。

しかしながら、競争心が強すぎてプレッシャーを感じる生徒や、塾の目指す方向と生徒の希望が一致しないケースも考えられます。

一方、予備校は高校生や大学受験を再挑戦する者を対象とした教育機関で、特に大学受験を中心とした指導を行います。

主に講義形式で、高校の学びを基盤にしているのが特徴です。

講師たちは専門家としての知識と経験を活かし、高品質な教育を提供しています。

進学塾に向いている人の特徴

  • トップ校(中学・高校・大学)を目指す生徒
  • 基本をしっかりとマスターし、細かなミスを排除して受験戦での強さを身につけたい生徒
  • 高度な問題に挑戦し、深い知識を積み上げたい生徒
  • 全体的には優秀だが、特定の教科での不得意を克服し、総合的な力を高めたい生徒
  • 受験勉強をする仲間と共に学び、学習意欲を刺激したい生徒
  • 受験に関する最新の情報をすぐに取得したい家庭
  • 自分の時間や課題を自律的に管理する能力がある生徒

総合学習塾

総合塾は、補習と進学の双方の要素を併せ持つ教育機関です。

学校の授業をサポートする指導から、受験に特化した指導までを一貫して提供しています。

学生の学力や進路目的に応じて、クラスが編成されることが一般的です。受験を視野に入れつつも、まだ確定的でない生徒にとっては最適な選択となります。

ただし、進学指導を経験豊富な講師が、補習指導をアルバイト講師が担当するケースがあるため、授業の質や内容に差異が生じることもあります。

特に、補習中心の生徒が進学指導を受ける際には、カリキュラムや進度に関する配慮が求められることがあります。

総合学習塾に向いている人の特徴

  • 多様なニーズを持つ生徒
  • 将来の進路がまだはっきりしていない生徒
  • 基礎から応用までの学習を求める生徒
  • 学習習慣や方法を身につけたい生徒
  • 継続的なサポートを求めるご家庭
  • フレキシブルな学習環境を希望する生徒

専門塾

専門塾は、特定の科目や分野、例えば英語、算数・数学、ロボット技術、プログラミングなどに焦点を当てた指導を提供する塾です。

加えて、特定の受験を目的とする「中学受験専門塾」や「個別指導専門塾」のような特定の教授法やカリキュラムを採用する塾も、このカテゴリーに含まれます。

専門塾に向いている人の特徴

  • 特定の科目の強化を求める生徒
  • 興味・趣味を深めたい生徒
  • 独自の学習方法を探求したい生徒
  • 受験対策を特定の科目で行いたい生徒
  • 従来の塾の方法で満足できなかった生徒
  • 特定の目標に向けた専門的なサポートを求めるご家庭

 

関連記事:塾選びの確認するポイント9選|注意点も詳しく解説

【指導形態別】塾の種類

【指導形態別】塾の種類

指導形態別の塾の種類は以下のとおりです。

  • 個別指導型
  • 集団指導型
  • 映像授業・eラーニング型

個別指導型

この指導スタイルでは、1人の講師が1~3人の生徒を対象に、カスタマイズされた授業やサポートを提供します。

それぞれの生徒のニーズや学習ペースに合わせて指導が行われ、多くの塾がこのアプローチで生徒の個別の要求に対応しています。

少人数での指導の利点として、細かなアテンションを受けられる点が挙げられます。

しかし、競争心を感じることが少ないため、自発的なモチベーションを維持するのが難しいこともあります。

また、1人の講師が少数の生徒のみを担当するため、費用がやや高くなることが一般的です。

集団指導型

同じ目標や学力レベルを持つ生徒たちと共に学ぶことで、お互いに学びを高め合う競争的な環境が築かれます。

このような背景から、生徒の学習意欲の維持が期待できると言えるでしょう。

集団指導型の授業は、多くの生徒を対象に講師が指導を行うスタイルです。

これは一般的な学校の教室状況と似ており、塾が事前に計画したカリキュラムに基づいて進行されます。

塾によっては、生徒の進度や学習目的に応じてクラス分けがされることもあります。

この方式のメリットとして、同じ目標を持った仲間と一緒に学ぶことで励みになり、互いの成長を促す環境が形成される点が挙げられます。

しかしながら、集団の中での学習という性質上、理解できない部分があっても質問しにくいと感じることがあるかもしれません。

講師への個別の質問時間が設けられている場合もありますが、自己主張が弱い生徒はその機会を逃してしまうことも考えられます。

映像授業・eラーニング型

この指導方法は、教材や解説を動画で視聴し、インターネットを通じて学習を進めるスタイルです。


ライブのオンライン授業や実際の教室での授業と違い、理解に時間がかかる部分を何度でも繰り返しできるのが特徴です。


自分自身で学習スケジュールを設定できるため、他の活動や学校の予定に合わせて柔軟に勉強時間を調整できます。


特に自宅学習が主となるこの方式は、新型コロナウイルスの感染拡大時における学習の一つの選択肢として注目を浴びています。

しかし、完全に自分のペースで学習を進めるため、高い自律性や自分を鼓舞するモチベーションが求められます。

まとめ

今回は、塾の種類と併せて、塾の種類別で合う人の特徴を解説しました。

塾の種類は主に以下の4つです。

  • 補習塾
  • 進学塾
  • 総合学習塾
  • 専門塾

それぞれの特徴を理解して、自分に合った塾に行きましょう。

 

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