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- 「塾選びの確認ポイントが知りたい」
- 「塾選びの注意点を詳しく知りたい」
などとお考えではありませんか?
本記事では、塾選びの確認するポイント9選と併せて、塾選びの注意点を解説します。
最後まで読むと、失敗しない選択ができます。
記事監修者
泰成ゼミナール 塾長
三田村 泰希
徳島大学を在学中、塾講師・家庭教師で教育業界について学ぶ。大学卒業後、日亜化学工業入社。同社を退社後、教育業界に戻り他塾で修業をする。2013年、徳島駅前に「泰成ゼミナール」を開設。【資格】心理カウンセラー、コーチング
目次
塾選びの確認するポイント9選
塾選びの確認するポイントは以下のとおりです。
- 指導方針
- カリキュラム
- 自習室
- 評判
- 料金体制
- 教育理念
- 合格実績
- 授業の見学・体験が可能か
- 質問しやすい環境か
順番に解説します。
【ポイント①】指導方針
指導方針についての質問は、教育機関のウェブサイトに記載されていることもありますが、直接尋ねることでより具体的な情報を得られます。
「子どもたちの成長をどのようにサポートしていますか?」と尋ねると、目指している教育方針についての詳細な回答が期待できます。
また、この質問を通じて、その教育機関が過去にどのような具体的な事例で子どもたちをサポートしてきたか、実際のエピソードを聞けるかもしれません。
【ポイント②】カリキュラム
塾のカリキュラムはしばしば企業の秘密と見なされ、その重要性からウェブサイトに掲載されていないこともあります。
そのため、塾を訪れる機会がある際には、カリキュラムの詳細を確認することをお勧めします。
特に、お子様が現在いる学年から受験に至るまでのカリキュラムを確認することで、塾での学習プロセスや進行状況をより明確に把握できます。
【ポイント③】自習室
自習室の存在とその利用状況を確認することは重要です。
特に、その場にいる子どもたちがどれだけ集中して勉強しているかを見ることが大切です。
自習室の利用規則、利用可能な時間帯、そしてチューターや講師が常時いるかどうかも把握しておく必要があります。
授業がない日や週末にも自習室を使えるかどうかは、テスト前などに集中して勉強したい場合に特に重要です。
子どもが勉強に没頭できるような環境が整っている自習室を備えた塾を選びたいものです。
【ポイント④】評判
知人や友人からその子どもが通っている塾に関する意見を求めるのは有効な方法です。
ただし、どんなに良い、または悪い評価であっても、それらをそのまま信じ込むのではなく、自分で客観的に判断することが重要です。
【ポイント⑤】料金体制
塾を選ぶ際には、料金体系をしっかりと把握することが重要です。
信頼できる塾は通常、初めの説明会で年間の費用やその他の支出について明確に説明してくれます。
しかし、一部の塾では、質問されるまで費用の全体像や詳細を伝えないことがあります。
予期せぬ高額な費用に直面しないためにも、どのような費用が、いつ、どこで、どのように発生するのかを初期段階でしっかりと確認しましょう。
また、1年間でかかる総費用についても確認することが大切です。
費用に関する質問に対して明確な回答を得られない場合は、その塾を信用するのは難しいため、他の選択肢を検討することをお勧めします。
費用に関してきちんと説明する塾を選ぶことが賢明です。
【ポイント⑥】教育理念
塾を選ぶ際には、その塾の教育哲学や指導方針を理解することが大切です。
初めに、その塾が主に進学指導を行う塾なのか、それとも学校の補習に重点を置いているのかを明確にしましょう。
進学塾は主に受験対策に焦点を当て、進学校への合格を目指します。
一方、補習塾は学校の定期テストでの成績向上を目標としています。
子どもの目的が学校の成績向上なら補習塾が適しており、受験を視野に入れている場合は進学塾が適切です。
説明会の際には、塾が受験での進学校合格をどの程度重視しているのか、または学校の成績向上にどれだけ焦点を当てているのかを明らかにしてください。
もし進学塾であれば、地域の公立進学校合格に向けた指導を行っているのか、それとも国立や私立の学校を目指す指導なのかも確認が必要です。
【ポイント⑦】合格実績
進学塾や補習塾を選ぶ際には、どの学校に生徒を合格させているかを調べることが重要です。
塾の合格実績を見ることで、その塾の教育レベルが分かります。
多くの合格者を出している塾は、質の高い教育を求める生徒たちを惹きつけます。
このような環境では、生徒たちの学習意欲も高く、塾全体の雰囲気が良い傾向にあります。
これにより、他の生徒も刺激を受けて勉強に励むようになり、結果的に高い学習成果を得られます。
また、成功実績のある塾には、受験指導に長けたプロの講師がいる可能性が高いです。しかし、合格実績を公表していない塾もあり、これは信頼性に欠ける可能性があります。
【ポイント⑧】授業の見学・体験が可能か
塾を選ぶ際には、説明会での話を聞くだけでなく、実際に授業を見学したり体験したりすることで、その塾の質をより正確に判断できます。
子どもが授業を受けている様子を親が直接見られれば、それが最も理想的です。
子ども自身が授業に対して否定的な意見を持っていても、親が授業内容の質の高さを感じることもあります。
実際に塾の授業の雰囲気を体験してみてから、塾に入るかどうかを決めることが、より安心できる方法です。
【ポイント⑨】質問しやすい環境か
塾を選ぶ際、授業の見学や体験をするときは、生徒と講師間のコミュニケーションがどの程度行われているかに注目しましょう。
質問を気軽にできる環境が整っていれば、講師と生徒が会話を交わしている場面を見られるはずです。
塾内にある受付や質問コーナーで、生徒が講師に自由に質問をしているかどうか、またそれが積極的に行われているかを観察しましょう。
さらに、実際の授業中に生徒が質問をしやすい環境か、双方向のコミュニケーションが取れているかどうかを、親自身の目で確認することも重要です。
関連記事:塾でモチベーションを高める方法|逆に下げてしまうNGな行動も解説
塾選びの注意点3選
塾選びの注意点は以下のとおりです。
- 費用が高いほど良い塾とは限らない
- 友だちが通っているからという理由だけで選んではいけない
- 複数の塾を比較する
順番に解説します。
【注意点①】費用が高いほど良い塾とは限らない
塾の選択において、予算が大きければ選択肢は広がりますが、授業料が高いからといってその塾が優れているとは限りません。
逆に、非常に安い塾にも注意が必要です。安さの背景には、講師の質が低い、サポート体制が整っていないといった理由が隠れていることがあります。
しかし、広告費の削減など、直接的に教育に影響を及ぼさない領域でコストを抑えている塾もあるため、体験授業を受けてコストパフォーマンスを判断することが大切です。
【注意点②】友だちが通っているからという理由だけで選んではいけない
もちろん、友達が参加している塾に通うことで子供が安心感を得られ、モチベーションを保てるのは素晴らしいことです。
しかし、ただ友達が通っているという理由だけで塾を選ぶのは慎重に考えるべきです。
各子供の個性、学習能力、目的によって最適な塾は異なります。
友達に合っている塾が、必ずしも自分の子供に最適だとは限りません。
よって、塾選びにはその子供に合った教育内容や環境が提供されているかをしっかりと見極めることが大切です。
【注意点③】複数の塾を比較する
塾選びの際は、子どもの声に耳を傾けることが不可欠です。
しばしば、保護者が主導で塾を選んでしまい、その選択が保護者の利便性を反映していることがあります。
しかし、実際に塾に通うのは子どもなので、彼らの感想や意見を重視することが重要です。
体験授業に子どもを連れて行き、彼らがその環境で学べるかどうかを確かめましょう。
親子での対話は塾選びのプロセスでしばしば見過ごされがちですが、この過程は実に重要な要素です。
子どもの意見をしっかりと聞き入れることで、最適な塾選びに繋がります。
まとめ【塾選びは情報収集が大切】
今回は、塾選びの確認するポイント9選と併せて、塾選びの注意点を解説しました。
塾選びの確認するポイントは以下のとおりです。
- 指導方針
- カリキュラム
- 自習室
- 評判
- 料金体制
- 教育理念
- 合格実績
- 授業の見学・体験が可能か
- 質問しやすい環境か
1つひとつ確認して塾を選びましょう。
- 「子どもが学校の授業についていけていない……」
- 「どうやったら子どもの成績が上がるのかな?」
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