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【高校生必見】効率の良い勉強方法7選|定期テスト対策も徹底解説

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  • 高校生のための効率の良い勉強法を知りたい」
  • 「どうやって勉強すればいいかわからない…」
  • 「なんで勉強しているのに成績が上がらないのかな……」
  • 「高校の勉強はどんな風にやれば効率がいいのかな?」

などとお考えではありませんか?

正しい勉強方法がわからないと勉強時間に比例して成績は上がりません。

本記事では、効率の良い勉強方法と併せて、科目別の勉強方法や勉強時間の平均、定期テスト対策について解説します。

最後まで読むと、成績がグッと上がる勉強方法がわかります。

三田村 泰希記事監修者

泰成ゼミナール 塾長
三田村 泰希

徳島大学を在学中、塾講師・家庭教師で教育業界について学ぶ。大学卒業後、日亜化学工業入社。同社を退社後、教育業界に戻り他塾で修業をする。2013年、徳島駅前に「泰成ゼミナール」を開設。【資格】心理カウンセラー、コーチング

 

【高校生】効率の良い勉強方法7選

【高校生】効率の良い勉強方法7選

効率の良い勉強方法は以下のとおりです。

  • まずは目標を決める
  • ゴールまでの道筋を立てる
  • 基礎を叩き込む
  • アウトプットを積極的にする
  • ノートをしっかりと取る
  • ルーティンを決める
  • 寝る前に暗記する

順番に解説します。

まずは目標を決める

日々の勉強においてモチベーションを維持するためには、自分の目的や目標を明確にすることが重要です。

勉強している理由や目指す方向がはっきりしていないと、やる気が失われがちになります。

学年に関係なく、まずは自分の進学したい大学を設定するのが良いでしょう。

特に、成長の余地が大きい高校1年生や2年生は、現在の成績や大学のレベルに捉われず、心から行きたいと思う大学を目指すことをおすすめします。

さらに、具体的な短期目標を設定することも効果的です。

例えば、「次の模擬試験でA判定を目指す」や「夏休みに受験に必要な英単語を全て暗記する」など、短期間で達成可能な目標を立てることで、勉強への取り組みがより具体的になります。

ゴールまでの道筋を立てる

効率的な勉強を行うためには、具体的な学習計画の策定が必要です。

「何を学ぶか」「いつ学ぶか」「どの範囲まで学ぶか」を明確に定めることが重要です。

例えば、「次の模擬試験までに英文法の問題集を完成させる」「夏休みを利用して苦手な世界史を克服し、特定の参考書を完全に理解する」といった目標が考えられます。

学習計画を作成する際には、どの時間帯に集中して勉強できるかを考慮することも大切です。

高校の学習内容は中学に比べて量も多く、難易度も高いため、質の高い学習時間の確保が成績向上の鍵となります。

日常生活を見直し、勉強のための時間をいつ、どのように取り入れるかを検討してみましょう。

基礎を叩き込む

どのような大学を目指していても、基本的な知識の確固たる理解が不可欠です。

各教科や科目の基本をしっかり身につけていないと、いかに高度な問題に挑戦しても対応が難しくなります。

また、表面上は複雑に見える問題も、基本的な知識を組み合わせて解決できる場合が多々あります。

受験勉強を開始する際は、まず基本からしっかりと学び、その基礎力が確立された後に、徐々に志望校に見合った難易度の問題に取り組むのが良いアプローチです。

アウトプットを積極的にする

多くの高校生が勉強していると感じていても成績が伸び悩む原因は、しばしば教科書や参考書を単に読むだけの、インプット中心の学習に偏っていることにあります。

知識を頭に入れるだけでは、それを実際の問題解決に応用することは難しいです。

学習した内容を実際の成績に反映させるためには、問題演習などのアウトプット活動を積極的に行うことが重要です。

このような演習を通じて、単に理解しているだけでなく、様々な形式の問題に対して適切な答えを導き出す能力を養えます。

ノートをしっかりと取る

効率的な学習のためには、適切なノートの取り方が非常に重要です。

最初に、科目ごとに分けた整理されたノートを準備しましょう。

これにより、情報の整理が容易になります。

また、ノートに日付や学習する内容のタイトルを記載することで、後で必要な情報を探しやすくなります。

授業を受けたり、教科書を読んだりする際は、重要なポイントや情報をマーカーで強調しましょう。

これは後で重要な内容を素早く見つけるのに役立ちます。

ノートを整理された形式で記録することも大切です。

見出しや箇条書き、図表などを活用して、情報を視覚的に整理することで、復習がしやすくなります。

ノートを取る上で最も大切なのは、自分の言葉で内容をまとめることです。

単に教師の板書や発言を写すのではなく、自分の理解をもとに情報を再構築することが、知識の定着につながります。

ルーティンを決める

やる気を引き出す方法を知っている人は、勉強だけでなく多くの分野で成果を上げます。

このためには、日常のルーティンを設定し、それを毎日実行することが有効です。

もともとやる気がなくても、ルーティンを続けるうちに自然とやる気が湧いてきます。

これを勉強に応用することも可能です。

例えば、勉強を始める前に英語のラジオ番組を聴くなど、日課になり得る小さな学習活動を始めるのが良いでしょう。

一度始めれば、自然と勉強を継続できます。毎日の習慣として、小さな勉強からスタートすることを推奨します。

寝る前に暗記する

研究により、人間の睡眠は浅い睡眠と深い睡眠の段階を含み、特に浅い睡眠の期間には記憶を固める作用があることがわかっています。

この浅い睡眠は約1時間半のサイクルで訪れるため、6時間の睡眠では4回この段階に達します。

そのたびに記憶が強化されることになります。

この原理を活用するためには、就寝前に英単語のような暗記物を学ぶことが有効です。

その後十分な睡眠をとることで、学習した内容の記憶が固定され、次に学習する際にはより効率的に覚えられるでしょう。

【高校生】科目別の勉強方法

【高校生】科目別の勉強方法

科目別の勉強方法は以下のとおりです。

  • 国語
  • 英語
  • 数学
  • 理科
  • 社会

順番に解説します。

国語

国語の試験対策は、現代文、古文、漢文それぞれで異なるアプローチが必要です。

現代文では、テキストの論理的な流れや各段落のつながりを理解し、問題作成者の意図を読み取ることが重要です。

また、漢字の意味をしっかりと学ぶことも大切です。

古文では、単語と文法の習得に重点を置き、言葉の意味が完全に理解できるようになるまで徹底的に暗記することが効果的です。

一方、漢文の学習では、「返り点」や「句法」の理解が鍵となります。

基本的な句法、例えば「否定」「疑問・反語」「使役」をマスターした後、基礎問題集やセンター試験の過去問を反復して解くことが推奨されます。

英語

英語の学習においては、単語と文法の習得が基本的な学力向上の鍵となります。

語彙力を高めるには、選んだ単語帳を何度も反復して読むことが効果的です。

また、文法学習では「SVOC」や「語・句・節」に関する問題集を用いて、文の構造への理解を深めることが大切です。

語彙が豊富になり基本的な文法の理解が深まると、長文の読解が容易になります。

このように、英語の基礎である単語と文法をしっかり学ぶことは、英語力向上には不可欠です。

数学

数学の学習では、まず公式を理解し、その後多くの演習を行うことが成功の鍵です。

公式をただ覚えるのではなく、その成り立ちや意味を理解することで、応用問題への対応も可能になります。

また、各問題集を最低2〜3回繰り返し解くことで、実戦的な演習経験を積み上げることが大切です。

理系の数学では、「数学Ⅲ」や記述式の問題への対策に重点を置くことが重要です。

文系の数学の場合は、共通テストなどで出題される「思考力・読解力を問う問題」への対策を中心に行うと良いでしょう。

理科

理科の学習は、大きく分けて暗記を主とする文系理科(生物、地学)と、公式を用いて解く理系理科(物理、化学)に区分されます。

文系理科では、単なる暗記にとどまらず、その背後にある理由やメカニズムを理解することが重要です。

一方で理系理科では、計算問題の解決に加えて、暗記が必要な分野もあり注意が求められます。

両分野に共通して、記述式や計算式の問題に対応するためには、基本的な学力の充実が不可欠です。

社会

高校の社会科目は、日本史、世界史、地理、倫理、政治経済、現代社会の6つに分かれています。

大学入試でよく見られる論述形式の問題では、単に暗記した知識だけでは高得点を取ることが難しいです。

用語を学ぶ際には、それが使われた時代の背景も一緒に理解することが大切です。

用語をその時代の出来事や文脈と関連付けて説明できれば、記述式の問題への対応が容易になり、応用問題にも柔軟に答えられるようになります。

【高校生】勉強時間の平均

【高校生】勉強時間の平均

一般的に、高校生が1日に勉強すべき時間は「学年+2時間」とされることがあります。

これによれば、高校1年生は1日3時間、高校2年生は4時間、高校3年生は5時間の勉強が平均的です。

さらに、これは平日の目安であり、休日には特に受験生は10時間の勉強が推奨されると言われています。

高校生の定期テスト対策

高校生の定期テスト対策

高校生の定期テスト対策は以下のとおりです。

  • 2週間前には始める
  • 過去問の活用
  • 計画をしっかり立てる

順番に解説します。

2週間前には始める

定期試験の準備には、少なくとも試験の2週間前から取り組むことが望ましいです。

多くの高校ではこの時期にテスト範囲が公開されることが一般的です。

また、試験前には部活動が休みになることが多いため、この機会を利用して、日常の勉強を試験内容に特化した形で整理し、効率的に学習を進めましょう。

過去問の活用

各高校や教師によって、定期テストの出題スタイルや特徴は異なります。

そのため、過去の試験問題や関連情報の収集が大切です。

教師からの「次の試験への勉強法」に関する指示を逃さないように注意し、先輩からテストの傾向について情報を得たり、過去問を確認するなどのアプローチを活用して効果的な試験対策を行いましょう。

計画をしっかり立てる

定期試験に向けた準備では、効果的な「計画立案」が非常に重要です。

計画は、全科目とテスト範囲をカバーし、かつ十分な演習時間を確保できるようにする必要があります。

テスト範囲に含まれる問題集のページ数を利用可能な日数で割り、1日当たりの適切な学習量を計算します。

そして、最終的な演習のために、計画には1〜2日の余裕を持たせることが理想的です。

まとめ【高校生は正しい勉強方法をマスターしましょう】

今回は、効率の良い勉強方法と併せて、科目別の勉強方法や勉強時間の平均、定期テスト対策について解説しました。

効率の良い勉強方法は以下のとおりです。

  • まずは目標を決める
  • ゴールまでの道筋を立てる
  • 基礎を叩き込む
  • アウトプットを積極的にする
  • ノートをしっかりと取る
  • ルーティンを決める
  • 寝る前に暗記する

1つずつ行い、自分に合う勉強方法を見つけましょう。

  • 「子どもが学校の授業についていけていない……」
  • 「どうやったら子どもの成績が上がるのかな?」

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